両親や家族が亡くなり資産を相続することがあります。
その際に、相続した資産に「株式」が含まれており、知らなかったという人も少なくありません。
普段から株式に触れていない人は、株式についての知識がないものです。
株価がよくわからなかったり、評価について知らなかったりという人が多いのではないでしょうか。
相続時に資産に株式が含まれている可能性は誰にでもあります。
焦ってしまわないように、株式について知識を身につけておきましょう。
まず、株式は「上場株式」と「非上場株式」の2つに分けられます。
上場株式は、株価が公開されているため、自分で確認することが可能です。
一方、非上場株式は、専門知識が必要になります。
上場株式、非上場株式どちらでも対応できるように知識を身につけることで、納得のいく相続ができます。
非上場株式の場合は、保有率を把握し、その保有率が会社経営に与える影響を分析し、判断して決定しなければなりません。
そのため、株式の知識がない人には非上場株式は少し難しいかもしれません。
また、取引価格が決まっていないため、会社側と連絡を取り情報収集を行うなど、交渉が必要になることもあります。
情報収集の内容や確認しなければならないことは、その時によって異なるため、株式に詳しい専門家と相談し進めていきましょう。
相続はスムーズに進むことだけではありません。
非上場株式のように複雑な条件で判断しなければならないケースも多いです。
相続する資産に株式が含まれている場合は、的確に状況と資産を把握し、相続後もしっかり対応できる専門家を選びましょう。
また、相続人が複数人いる場合は、現金と同様に株価で計算し分けることができません。
株式を売却し現金で分配するには、一人が株式を相続し、遺産分割協議書で現金を分割したことを証明します。
株式と相続についてお悩みの人は虎ノ門法律経済事務所に一度ご相談ください。