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建築条件付き土地契約について、建物の請負契約はしておらず、
設計協議のなかで、希望通りのという間取りが、
予算の関係で難しいと感じた場合の解除について考えます。
しかし設計協議は続けて、いくつかの物件も探すことにしたものの、
理想とするプランには届かないため、解約を希望することになりました。
ただし、売主に対しては、この他にも物件をいろいろ探している旨は伝えていません。
しかし売主が、なぜかほかの物件探しをしていることを知って、
申し出通りの白紙解除をできないと言ってきた場合、
トラブルにも発展してしまいます。
建築条件付きの土地での売買契約で、まだ手付金だけの場合、
ほかにも物件はないか探してはいけないのか、契約に反するのかわからない部分です。
そもそも、白紙解約はできないのか、
違約金を支払わなくてはいけないのかも知りたい部分でしょう。
もしも期待のもてる物件に出会っても、
解約は三か月はできないのかも知りたいところでしょう。

不動産のトラブルは、少し厄介なものがあります。
しかし大きなお金も絡んできますし、これからの資金のことも考えて、
できるだけ損害なく進めたいものです。
すでに売約契約をしている期間に、ほかにも良い物件はないものかと探すことが、
契約上の違反になるのかどうかは、
交わされた契約のなかに内容が含まれているでしょう。
事実確認を行うことです。
しかしすでに数回の打ち合わせをしていて、
その上で希望が通らないと判断しての行動であり、全て違反とは考えられません。
契約締結時より、どれほどの期間が経過しているのかもポイントになります。
翌日解約となれば、契約意志が最初からないと判断されて、
違約金請求も考えられます。
しかし、トータル的に考えても、何度も協議を繰り返した上で、
条件に合わないという結論であれば、一般的には解約は認められると考えられます。
まずは、契約当時に双方で交わした、詳しい契約内容を確認することです。
そのうえで、弁護士を窓口として相談をしてみることです。