男女問題で特に問題がなく、夫婦関係がうまくいっていればいいのですが、
離婚することになるとさまざまな面で解決するために苦労することでしょう。
通常、子どもがいたりすると男女問題だけでなく、
親権の問題で揉めたりするものですが、そのほかのも二人で築き上げた財産があれば、
その分の分け方で揉めたりするものです。
家や土地など不動産や車や家具などの家財、預貯金は、
通常、夫婦で半分ずつ分けることになるのですが、
家などを自分が欲しい場合は、相手方にお金で払って折半にしたり、
不動産や車など、価値がお金にかわるものなどでは、
現金化して半分に分けたりしていきます。
離婚前に自分が契約をしてローンを組んでいたりする場合でも、
返済などを総合的に考え、精算をするような形を取るのが普通であり、
一般的な約束になるものなのです。
このような取り決めをしっかりとして、書類でも残しておくことが一番大切なのです。あとになって揉めないように、その一時期だけ大変な思いをするでしょうが、
きちんとした形で別れることができるのがいいです
男女問題は複雑です。
すっきりと別れたとしても、あとに残る問題もあることがあります。
財産分与をしっかりできていないこともあるでしょうし、
そのままそれを使用し続けて揉めたり、ローンが残っていたりして、
話し合いが進まないことさえもあるのです。
よくあるパータンとしては、自分の契約のもと、車のローンを自分が払い、
自己名義であるにもかかわらず、相手方が乗り続けてしまうというものです。
そういった場合には、返済をしていくのは自分で、
相手が使用してしまっているという状況になってしまうのです。
それは理不尽な状況です。
そういった場合には、返却請求権というものがあり、
内容証明郵便などで返却するように請求することができます。
相手はもちろんのこと、相手の家族にも警告をしていくようになります。
それでも応じない場合には、警察に被害届を出すなどの方法も、
検討していくようにするといいでしょう。
やはり自分がローンを支払っている車を相手方が使用し続けるのは、
おかしなことなのです。