男女問題での離婚について考えたとき、
別居して5年ほどで離婚できるといった事はありません。
別居してから、4年から5年もすれば、諦めて離婚を認めるケースはあります。
しかし、数年経過したことが理由として、
正式に別れることが認められるわけではないのです。
理由は正当なものが必要となります。
裁判を行って、お互いに納得した上でのこととなるのが、一般的なやり方です。
裁判をするか、もしくは相手側が納得するだけのお金を用意して、
和解金を積むといった方法もないとは言えません。
離れて生活したからといって、何年間経過しても、
簡単には正式に別かれるということにはならないのです。
例えば、DVから逃れるためであるとか、病気の治療とか、
なにか正当な理由があるかどうかもポイントになります。
一方的に、正式に婚姻を解消したいのであれば、多額の慰謝料を支払って、
婚姻を解消する方法もあるのです。
正式な婚姻解消となるまでは、夫婦以外の異性との関係も持たないことです。
そもそもお互いに好意を持って婚姻を結んだ関係であるのに、
解消を望むケースが多いのには、それなりの理由がります。
結婚した男女問題の理由として多いのは、性格の不一致によるものです。
交際中にはわからなかった本当の性格も、結婚をしてみると、嫌でもわかってきます。
数年四六時中一緒に生活をしていたら、素が出てくるのは当然のことで、
結婚する前はこんなではなかったと、後悔するパターンが多くなります。
しかしそれは、変わったのではなく、その人がもともと持っている部分だったのです。
不貞行為も原因としてあげられます。
また、結婚してみないとわからないのが、親族問題です。
お家絡みのトラブルが、メンタルにも追い討ちをかけるケースは少なくありません。
別居の理由が、DVであったり、モラルハラスメントであるケースも少なくはないです。
暴力を受けて、耐え切れずに離れて暮らすことを選ぶケースもあります。
離れて暮らす年数は関係ありませんから、
正当な方法で婚姻の解消をする手続きをすることも、一つの方法です。